実際に垣間見たアメリカの闇(違法ドラッグ編)

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今日は少し悲しいけど事実なアメリカの闇の話。

最近では青汁王子こと三崎優太さんが日本の闇についてツイートしてましたね。この情報もコントロールされている世の中では何が本当なのかわからなくなることも多々あります。

ただ全てのものや現象に陰陽があって対極するものがあるのも事実。もちろん日本だけでなくアメリカにも光と闇があります。どこの国も、一部の人にのみ利益がいくようにされているのはやはり事実なのでしょうか。。。

※普段はアメリカ車中泊やもっと楽しく明るいことを書いています!!よかったら他の記事も見てみてね❤︎

こちらの記事はこういう人が書いています

アメリカの大きな深い闇「違法ドラッグ」

アメリカという国自体にもしくはアメリカ人の考え方など、アメリカに夢や憧れを抱いている人も多いはず。

実際に住んでみてアメリカは素晴らしいしアメリカ人から日々たくさんの新しい価値観を学んでいるので、アメリカに住んで私自身は大きくアップデートされたと思う。

でも、アメリカには大きな闇があるのも事実。その一つが違法ドラッグ。映画とかで悲しい生い立ちやドラッグに溺れてしまう人たちがいるのを見たことはあったけど実際にこんなにいることにびっくり。

州ごとによっても違うがマリファナのレジャー目的での使用を認めている州も多いので、日本人の私からしたら違法も合法も関係なくドラッグはドラッグだけれども( ^ω^ )

大きな都市であればあるほど、ドラッグに溺れている人たちが多い。

私の大好きなサンディエゴでも道路や公園に注射針が転がっているエリアがあるし、道路に立っているというかふらふらしていてゾンビのようなドラッグ中毒の人たちもたくさんいる。あとは幻覚だか知らないけど、大声で空に向かって怒鳴っていたりする。

日本では見かけたことのない光景だったのでとてもびっくりしたが、アメリカ人に言わせるとどの街にもこういう人たちはいると。

また色んな人が口にして言うのは、「アメリカからドラッグがなくならないのは、政治家や警察の上層部の人たちがドラッグを他国から受け入れることでお金をもらっているから」お隣のメキシコなどから多大な額をもらっているのだろう。これが本当ならアメリカの政治家は最低だ。国民を犠牲にして自分のお金を優先しているのだから。

もちろん政府として取り締まっているふりはしているが、下っ端の小さなドラッグディーラーを摘発しているくらいで形式上だと言っていた。ドラッグビジネスが国の元に行われていると言われてもなんとなく納得してしまう。

アメリカ人がドラッグに一年に費やす金額

アメリカ人が一体いくら違法ドラッグにお金を費やしているかというと$146billion(2016年データ)だそう。(参照記事はこちら)$146billionは日本円で言うと約15兆円にもなるそうだ。人口日本一の東京都の2020年度の予算が15兆円だったそう。東京都の一年の予算と同額以上のお金がドラッグに流れているということだ。

そもそもこんなデータどうやって手に入れているのか。正確ではないのはもちろん、どう考えてもこの数字はごく一部であることは予想がつく。

アメリカ人にとってどれくらいドラッグは身近なのか

実際に色んなアメリカ人を見ていて違法ドラッグは彼らにとってすごく身近なんだなぁと感じる。EDM系やヒッピー系の強いフェスティバルなどでは売っている人も多い。ナイトクラブではコカインを堂々とやっている人がいてびっくりした。スタッフもセキュリティも何も言わなかったのでさらにびっくりした。それだけ日常的なんだろうか。アメリカ人のドラッグへの抵抗の低さは異様だ。

調べているわけではないので正しくないかもしれないが、肌感覚としては低所得&低学歴な人が日常的にドラッグに手を出しているイメージがある。

全てのパーティーとは言わないが、大学生のパーティーなどは特に一部の人がドラッグを持ち込んでいることが多い。正直、合法になったマリファナを含めるとドラッグに一度も試したことがないアメリカ人は極少数だと思う。

びっくりした例で言うと、先日不動産経営をしている高級住宅エリアに住んでいる50代の男性に友人系列で出会ったが、コカインをやっていた。身なりもいいし、すごく上品な感じで学歴もある人なので(家も豪華!)すごく驚いた。

マリファナはアメリカでは合法なのでマリファナを入れたら日本では考えられないほどの人たちが、ドラッグを楽しんでいる。マリファナに関しては普通にお店で売っているので(しかもおしゃれで清潔な見た目のお店が多い!)ハードルがさらに下がる。

マリファナを楽しんでいる人は老若男女、高学歴・高収入を問わずに多い。日本で育った私には信じられないし、正直ドン引き。世の中にはもっと楽しいことがたっくさんあるのに。広大な大自然を見に行ったり、釣りなど趣味を楽しんでいたらドラッグは必要ないと思うのは日本人的なのかしら。

低所得&低学歴の人たちが違法ドラッグにハマる理由

私は以前参加していたボランティアの一環でドラッグ中毒のホームレスの人たちに関わることがあった。そこで色んなタイプの依存者を見たが、ドラッグに依存してしまうパターンはいくつかありそうだ。

  • 両親や家族内にドラッグをする人がいた家庭環境タイプ
  • 不幸が重なり、精神的に弱ったところで依存してしまったタイプ
  • 友人など付き合う人によってドラッグを知り依存してしまったタイプ

ボランティアで見た人たちは家庭環境タイプの人が多かった。中学校になる前など幼い時に親や従兄弟など家庭で勧められてドラッグを始めた人も多い。成人するまではやはり親の元で暮らすし、親の存在はとても大きい。家庭環境タイプの人たちはドラッグを辞めるのに相当な努力が必要だ。リハビリテーションで辞めれても、施設を出ればすぐに元に戻ってしまう人も多いらしい。結局本人の意思なのだ。

精神的に弱った時に依存してしまったタイプも難しいとのこと。このタイプはドラッグが先なのか、精神的なものが先なのか正直誰にも分からない。根本的な問題としては自尊心の低さだが、リハビリ施設に通ったとしても自尊心を改善するには成功体験などが必要で施設を出れば辛い現実と向き合わなければならない。

政府が各家庭にいいように支援をすることは無理だ。アメリカにはびこったドラッグはもう断ち切れないだろうと思う。余りにも簡単に手に入りすぎるし身近すぎる、服を買う感覚と同じだと思う。個人個人が辞めようという強い意志と地域や周りのサポートが不可欠であろう。

アメリカの闇は深いがアメリカは魅力的?

アメリカは怖いところだと言っているわけではなくアメリカにはこういう側面もあるということ。それに、付き合う相手によってみる世界が全く変わると思う。語学留学や駐在でアメリカに住んでいる人たちであればドラッグを使用している人に実際に出会う機会もないだろう。それがいい。

アメリカには深い闇があるのも事実だけど、私自身はアメリカに来てから新しい価値観や考え方を学んでもっと気楽に生きられるようになったのは事実(^ ^)アメリカに来たことで学んだことは多いし素敵な人や素敵な考え方や価値観多いアメリカ。

アメリカ人は価値観や考え方に多用性があって、その多様性を受け入れる社会なのはアメリカの闇があってこその人生経験値の多さとも言えるかもしれない。

これからももっとアメリカのことを学んでいい面も悪い面もお伝えしていきたいと思います!

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