Valley of fire 炎の谷

平坦な砂漠地帯に突如現れるまるで炎のように赤い岩たち。Sand stoneが作る岩はまるで彫刻のよう。

公園内を少し進めば、黄色にピンクに白色のパステルカラーの岩たちに出会える。

ネバダ州の砂漠の中のカラフルスポットはサンセットに彩られ、まるで絵の具のパーティーのよう。

ラスベガスからは車で約1時間とアクセス良好。パーティーに疲れたら大自然を見て癒されてみては。

さっそく色探しの旅に出かけてみよう!

Valley of fireについて1分簡単解説!

  • 州立公園で入園料は車一台につき$10(人数は関係なく)
  • 1935年に州立公園に認定されたよ
  • 古いもので一万年以上前の人たちが岩に彫った文字や線画が見れるよ
  • サクッと1日で見て回れるくらいの広さ!
  • ウェディング写真のスポットとしても人気(赤い岩と白色のドレスがとても映える)
  • 小さな洞窟もあって子供だけでなく大人も子供心に戻って楽しめる(そこら中で子供から大人まで岩に登っているよ)
  • 映画の撮影場所にもなっているよ(スタートレックの火星のシーンだそうです)
  • 夏場はとっても暑くて基本40度で47度を記録したそう
  • 日暮れ時間頃になるとパークレンジャーが巡回し始めて、早く帰れオーラが凄いよ(実体験ですが、サンセットの写真を撮り終えて車まで歩いていたらパークレンジャーがサイレンを鳴らしながら近づいてきて「もう閉園してるから公園内出てね」と言われました)
  • ちなみにアメリカのクチコミサイトではパークレンジャーの態度が横柄だって書かれていました(私は感じのいい人しか見ていませんが、もし嫌な感じがあったとしても全然気にしなくてOKということですな(*^ω^*))

場所、アクセス方法

ラスベガスから約1時間のトライブでアクセスできます。

ラスベガスからのツアーも出ているようなのでお探しの方はこちらからチェックしてください

州立公園内の案内所で食べ物や水分が販売されていますが、夏場は特に持参することをおすすめします。

最寄りのガソリンスタンドと併設するお店(食べ物、飲み物、お土産売っています)は西側のエントランスから車で10分ほどのところにあります。フリーウェイを降りてすぐの場所にあるので食料、水分はこちらで確保しておきましょう。

※ちなみにこちらのお店では花火が売られています!しかも、近くに花火あげていい場所が設けられています。私たちは打ち上げ花火を買って楽しみました。アメリカならではの花火がたくさん売っていますのでぜひ閉園後に立ち寄って楽しんでみてください!

季節、天候

平均気温は夏場は40度まで上がり、夜は20度とTHE 砂漠気候です。現在の天気はこちらでチェックできます。

公式情報では一番寒いのが12月、1月で昼間が14度で夜間は3度だそう。

私は実際に12月後半に行ったのですが、太陽の下で昼間はTシャツ一枚で影に入ると寒いので軽めのジャケットで完璧でした。日が暮れると軽めのジャケットでは肌寒くなりますが、日が暮れると公園内を出ないといけないのでその頃には車の中だと思うので大丈夫です。

オススメの時期は真夏以外でしょう。水分をたくさん持っていけば大丈夫だとは思います。

※とっても乾燥しているので水分補給はこまめに行いましょう!夏場に行く予定の方は水分は多めに準備しておきましょう!あと、日差しがとても強いので日焼け止め、帽子、サングラス必須です。

あと、忘れがちですが唇も日焼けしてしまうのでSPF入りのリップクリームをおすすめします!安いもので$2くらいから買えます。余談ですが、私はアメリカに来てから唇の日焼けにより唇の色が少し変わってしまったように思います。みなさまもご注意ください

必見スポット

Rainbow Vista Trail

ハイキングコース:往復約1.8km(片道15分程度)

一番有名なスポット。サンセットでオレンジ色が映えてとても美しい。また、Canyonに囲まれた場所でとても静か。瞑想スポット。

夏場は灼熱の暑さになるのでハイキングコース自体は短いですが水分持参を忘れずに!

White Dome Trail

ハイキングコース:ループコースで約1.8km(計30分程度)

こちらは白、オレンジ、ピンク、黄色と様々な濃淡で彩られとても美しい場所です。やや登りくだりがありますが小さいお子さんからお年寄りまでたくさんの方が訪れる場所。

Mouse’s Tank Trail

ハイキングコース:往復約1.2km(片道10分程度)

こちらのスポットは古代人の線画や絵で有名。あちらこちらに見ることができます。中には岩に登らなくても触れるものも。古代人が何を思って、絵や線画を彫ったのでしょうか。ロマンに溢れますね。

古代人の線画はAtlatl Rockでも見れるので、興味がない方はスキップしてもいいでしょう。

その他のスポット

Fire Wave

ハイキングコース:往復約2.4km(片道25分程度)

白と赤色が混ざり合い、まるで炎のように見える有名なスポット。Instagramでも有名!

Pastel Canyon (Pink Canyon)

ハイキングコース:往復約3.2km(片道約40分程度)

こちらは地図に載っていません!こんなに素敵な場所なのに。探すのに時間がかかるそうですが、ぜひ試してみてください。

アクセス:White Dome / Mouse’s Tank roadを約3.9マイル進んだところに5個目の”Dip”サインがあるので、その周辺に車を停めます。そしてそこから東側に向かって進んでいくとこの景色に出会えるそう。ちなみにハイキングコースはないそうですが、いろんな人が行っているので誰かが歩いたであろう場所を辿れば着くはずとのこと。

(本当は駐車場以外の場所に止めるのは違法なので、サンセットまでには車に戻っておくことをオススメします。パークレンジャーがサイン鳴らして、スピーカーで車を動かしなさいと言ってきますので。。。)

・The Beehives 蜂の巣の形をした岩です。駐車場のすぐそばにあるので車の中からも写真が撮れます。

・Elephant Rock 象の形をした岩で東側エントランスから数分のところにあります。

・Seven Sisters 7個の岩が集まっているスポットです。案内所から5分程度。なんで見所スポットにしたか分からない、、、とか言ってないですよ。

・Atlatl Rock 昔の人が彫った線画を見れます。ピクニックエリアもあります。

・Arch Rock 小さいアーチがあります。なんで見所スポットにしたのか分からないパート2、、、とかよう言いません。

Q&A

Q.星空を見たいのですが、夜間も滞在できますか?

A.夜間も滞在するためには、公園内でのキャンプをすることになります。キャンプ代は車一台につきプラス$30が必要となります。公式情報はこちらでご確認ください。キャンプをしない場合はサンセット後は閉園となるので滞在できません、、、サンセットの時間とともにパークレンジャーが周回してサイレンを鳴らしながら訪問者に閉まるから早く帰ってねぇ〜って言い回ってました。(他の州立公園ではそのようなことはなかったので正直びっくりしました)

キャンプスポットは72サイトあり。First come, first servedなので早い者勝ちで予約は不要。

Q.公園内の電波事情を教えてください。

A.公園内のいくつかのスポットでは電波がありましたが、逆に案内所周辺は電波がありませんでした。エントランスで地図は貰えますが、全てのスポットが書かれていないので事前に確認しておくことをおすすめします。有名なPink Canyonなどは地図になかったので行けませんでした涙

Q.公園に行くときのアドバイスはありますか?

A.ぜひぜひ、是非是非、白色の服装をおすすめします!赤色の岩に白色の服が映えていました!(撮影している人たちが結構いました!)もしくはパキッとした黄色もオススメ!赤、オレンジは背景に馴染みすぎてオススメしません。White Domeに行った際は緑や青などのパキッとした色がマッチすると思います。ジャケットで調整していただいたらいいと思います。

私は紺色のジャケット、プラス黒髪だからか映えませんでした。カラフルさを際立たせるためには赤、オレンジを避けたビビッドな色がオススメです!

Q.野生の動物はいますか?

A.へび、コヨーテ、オオヤマネコ、大角ヒツジ、キツネ、うさぎ、スカンク、アンテロープ(レイヨウ)、リスがいるそうです。また、リクガメがいるそうですがペットとして持ち帰られたたりハンティングされたため数が減ってしまったそうです。私は大角ヒツジとリスとキツネを見ました。キツネは砂漠にいるタイプのもので耳が大きく顔が小さいキツネです。めちゃくちゃかわいかったです。

キツネ、うさぎは暗くなってから道路に急に飛び出してくることがあります。実際にキツネ2匹、うさぎ1匹が飛び出してきました。運転の際はご注意ください。

大角ヒツジ
sleeping fennec fox on wood
このタイプのキツネに会えます

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。